※価格は工賃のみです、弦・パーツの費用は別途。
※弦・パーツの持ち込みOKです。
※基本調整において、ネックを外す必要がある場合、料金1,050円が加算されます。
※特殊なギター(7弦・12弦ギター、多弦ベース等)は割り増し料金が必要です。
　料金はお見積もりいたしますので、お問合せください。
※塗装は、ギターの機種によってお受け出来ない場合があります。
※下記料金は基本料金です、特殊な技術を必要とする場合・多数を同時注文いただける場合、
　料金が変動しますので気軽にお問い合わせください、お見積りいたします。

※写真は正常・良好なギターです。

ギターの買取り、入荷やお客様のギターを見せて頂く時に、ギターの保管方法・管理が間違っているのを多く目にします。 一番多いのは、ハードケースに入れっぱなしでネックの反り、ボディトップの変形させてしまっている事です。
最悪の事例では、ラッカー塗装が溶けてしまうことも・・・
以外にハードケースは保管に向いていない物も多く、マーチンのケースなどはネック起きが発生しやすいようです。 長期未使用のときは弦を緩めて、定期的に状態を確認しましょう。
状態の良くないギターのケース内はなんだか湿っぽく、なんだかぬるっとしている場合が多く見受けられます。 おそらく弾いてすぐ汗が付いた状態でケースにしまってるのではないかと思います、これ結構危険ですね。

ギターのフレット、お気に入りの一本を弾き込むとすぐに減ってしまいます。
悩ましいですね。
特にフェンダーなどは一年ぐらいでガタガタになります。

少々前に入荷した'78ストラトのリフレット作業をやって行きます。
ミディアムハイのフレットを使用、指板の塗装を剥いで打ち込んで行きます。

始めにフレットを抜いて見ましょう、指板のアールに合った道具が有れば
抜く作業はさほど難しくはありません、あせらずゆっくり！

次にフレットを打ち込んでいきます。
今回は、国産の幅2.4 高さ1.4の物ダンロップの6105に近い感じのもの。
指板のアールより多めに曲げて調整後、長めに切断して打ち込み時に
浮き上がらないように抑えながら作業したほうが仕上がりが良いです。

打ち込み後、端を切断して、ヤスリで仕上げますがこれが一番難しいかも。
一弦の弦落ちも気になりますが、ポジション移動時のフレットの引っかかりも
気になります、良いあんばいが難しい！

昔からの知り合いの工房で色合わせをして塗装もしてもらいました。
塗装だけでノーマルより数段グレードアップです！。
後は面倒くさいナットの成型とすり合わせを行います。
メイプルネックはリフレットに手間が掛かりますね。

'78フェンダー　ストラトキャスターのリフレット完成です。
ネックの塗装も薄く上質に仕上げてますのでとても良い鳴りです、
とは言ってもこの時期のストラトですのでかなりパキパキした音。
基本はオリジナルですのでなかなか質感は良いです！

2008年7月20日現在