新入荷のケーブルを紹介していきましょう！
まず「CANARE L-4E6S」マイクケーブルです。
CANAREケーブルは安価で良質でスタンダードなケーブルですが音質がフラットなので逆にセッテイングに悩むケーブルだと思います。 ラインケーブルのGS6などは癖がない音色の為ぼやけた音象と感じられますが、L-4E6Sではフラットな特性は変わらないものの4芯のためかGS6よりは音に芯があり使いやすく、 GS6よりレスポンスも若干良いように感じられます。 ただあまり長いケーブルを作製するとハイ落ちするようです。 Bass Guitarにはまずまず使いやすいのではないでしょうか。

次は「CUSTOM AUDIO JAPAN」のケーブルです！
mogami2524とほぼ同じ構造ですが「素材の選定」でセッティングしているのでしょう〜、このケーブルは私としましてはとても良いケーブルだと思います！ 何処がよいと言うより、とても素の音がするケーブルで、特定の部分が抜けすぎる事無く、すごくコントローラブル、楽器やアンプの特性を崩したくない方にお勧めです。

今回はケーブル製作をしていましたので、一つご紹介。
mogami (モガミ)2534 マイクロホンケーブルです！4芯＋アース構造で、ワイドレンジですが音が詰まった感はなく非常に上品なサウンドが特徴。 belden 8412などはレンジが広いですが、いろんな音がやかましくバンドアンサンブルでは少々まとまりが無い感もあります。
その点mogami2534は低域が十分な出力があり、なおかつすっきりしていて音の通りがとても良好。他のバンドメンバーに音が届きやすい印象。 当店ではエレアコ＆アコーステックギターで使用して頂き大変好評を頂いています。
もちろんmogamiですのでレスポンスは言うまでもありません！

ギター機材の中で意外に見落としがちなのがケーブル。
ギター・アンプが良くてもケーブルが悪いと自分の欲しいサウンドが得られません。
手持ちのケーブルでサウンドチェックをしてみましょう。

音色の事なので言葉ではなかなか表現出来ませんが各社、設計思想がとても出ていて興味深いです。
エフェクター以上に奥深く、面白い物だと思います。
自分のスタイルに合うケーブルが見つかるといいですね。

楽器用ケーブルは使用楽器や機材でセッティングが大きく変わりますので選定は難しいものです！ 出来れば2〜3種類お気に入りを見つけられれば良いですね。 今回取り上げたケーブル、「mogami2549」は、楽器使用にもマイクロホンケーブルとしても人気がありますね。 mogami2549はベルデン(BELDEN)8412などと同様、ワイドレンジでフラットな特性でモガミらしいのびのある高音。 ベルデンよりもレスポンスは良いかもしれないです。 「ベルデン(BELDEN)8412」よりは若干低音が少ないですが、とにかく素直な音質で楽器らしさを失わず、オーディオ臭く無い所がgood！ エレアコやハムバッキングピックアップのエレキギターに合いそうです。
今回比較に使用しました「mogami2524」と「ベルデン8412、9778」ですが、やはりベルデンの9778が一番癖が無く 素の音、逆に味気ないですがブースト感がないのがとても好感触でした。 ベルデン9778は、アメリカのスタジオで多く使われ、マイケル・ランドウなども愛用のハイ・コストパフォーマンス・モデルです。
個人的には「mogami2524」の中高域の特性とレスポンスの良さから、まだ離れられそうに有りません！